とにかく情報量が多い。
ロックダウンの中でオリヴィエアサイヤスが自問自答したとも思われるモノローグが続く。
ホンサンスみたいな会話劇ではあるのだが、あそこまで言葉が厳選されてなく、テンポも早く、話…
コロナによる"停滞"をバカンス映画的な引き延ばされた時間で描いた良作だった。パンデミックによる巣ごもりの中で、家=家族の歴史に向き合って新たな家族関係へとシフトしていく。かつてあった家族の風景を想像…
>>続きを読むアサイヤスにしちゃあ毒がなさすぎるんじゃないか。だから良い。主人公の兄弟の仕事がエンタメ関連というのも、アサイヤス自身のコロナ禍の生活を想起させるというか。フィクションとして作り上げているが、根底に…
>>続きを読む【時を止めて】
"オリヴィエ・アサイヤス"といえば、フランス語圏のみならず、英語圏の作品やキューバなどにも飛び、時にグローバルな緊迫感溢れる作品を多く輩出したフランス人監督として知られる。ほ…
あれから5年、わたしたちどうだった?というコピーがなんか良くて観た それぞれのロックダウン 受験を終えて、虚脱したまま毎日いちご飴やらディズニーのチュロスやらオークラのフレンチトーストやらを作っては…
>>続きを読む「最もパーソナルで親密な映画」とアサイヤス自身が描く、コロナ渦のロックダウン生活について。『イルマ・ヴェップ』シリーズに続き、ヴァンサン・マケーニュがアサイヤスの分身を演じている。2020年4月、新…
>>続きを読む©Carole Bethuel