李相日監督の作品を観る時は、出来るだけ自分も身体の調子を整えて、
真っ直ぐに作品に対峙するような、そんな気持ちで向かい合うようにしている。
この最新作「国宝」も、175分という長丁場なので、
自分…
舞台や映画、音楽、なんでもそうだけど、観客はいつだって無責任なんだなって思った。そしてその無責任さに演者は哀しいほどに振り回される。
これは観客への批判ではなくて、ただただ、そうならざるを得ない、…
スクリーンが常に美で溢れてるし、内容も面白いので3時間飽きずに見ていられる
気になった点としては、喜久雄はその芸と美しい顔で伸し上がった歌舞伎役者であるのだから、歌舞伎のシーンではその踊りや演技…
良かった。綺麗な縦軸のストーリー。才能がある方は血を羨むし、血がある方は才能を羨む。どちらにも葛藤があるはずだけど、ここはあくまでも菊目線に終始。最後自分を立てたのは欲しかった血ではなくてしっかり才…
>>続きを読む横浜流星がさらっと歌舞伎界に戻ってきているのと、高畑充希が横浜流星とくっついたのが、心情は分かっててもずっとモヤモヤしてしまった
長い割に感情移入できなかったせいか、個人的にはストーリーも好きじゃ…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会