粋で鯔背でパワフルで。
夭逝の奇才、川島雄三監督作。
落語を基に作られた群像劇であり、
邦画を代表する喜劇であり人情噺。
時は幕末、品川宿の女郎屋、相模屋。一文無しで豪遊するある男。夜が空けても…
落語から着想を得ているだけあって、中々に痛快で疾走感があり面白い。遊郭を舞台にしている時点で好きだし、俗っぽい会話や事件が起こる度に口角が上がってしまう。登場人物たちは、本当に現実に存在していそうな…
>>続きを読むするってぇと何かい?映画っつぅのは、七十年も前に完成してたってのかい?
とかガチで思っちゃう。ここにあるのは古典で不朽、時代劇で未来だ。冗談じゃないよお前さん。
『居残り佐平次』や『品川心中』な…
初めて観たのは小学生の頃。時代劇が好きな子供だったけれどチャンバラのない時代劇は初めてで、こんなに面白いんだと驚いた。
ここからすっかりフランキー堺のファンに。
彼の動きや台詞まわしはもはや伝統芸能…
©日活