ただただ純愛で汚れがなさすぎて泣きそうになった
と、同時に女で生まれたからには絶対に感じる、無力感、何をするにも無駄という言葉がまとわりつくような
はちみつが身体中にまとわりつくような息が詰まるよ…
「遠い山並みの光」との比較のために観たいと思った作品。
イーレ・ヴィアネッロは16歳に見えない。けれども歴史に名前を残すような女優になっても不思議ではないと思いました。
ラスト、ジーニアがアメーリア…
浮き足立って仕事を疎かにしたため解雇されたジーニアが、元雇用主の女性に「あなたには才能があるが正しく選択する能力が欠如していた。しかし若者はやり直しがきく。」というような話をされ再雇用を認められるシ…
>>続きを読む❶相性:中。
★16歳の少女の成長物語。
➋時代:1938年から1年弱。
★1938年当時のイタリアは、1922年にムッソリーニと共に政権を握ったファシスト党が、一党独裁制で領土拡大政策を進めてい…
画的にはとても綺麗。寄りでも引きでも。なんかもうちょい文学的な同性に恋してしまう的な戦争背景で諸々上手くいかず系を期待してたけども、思ってたとこじゃない性の消費物語みたいな雰囲気で、そんなにインパク…
>>続きを読むとにかく映像が美しく、構図が良かったのか画面のどこを視るべきなのか明確でストレス無く観られた。
話は、「処女拗らせた大学一年生がカッコいい先輩に出会い、悪い遊びを覚えて破滅に向かっていく」みたいな…
イーレ・ヴィアネッロ(『天空のからだ』『墓泥棒と失われた女神』)には、たしかにジーニアのイメージがあるかもしれない。青い瞳の一途なまなざし。内に秘めた情熱と個性。原作どおり16歳とするにはもうすでに…
>>続きを読む2025年 76本目
本当にありがとう。
冬は『キャロル』夏は『美しい夏』をずっと見る人生でもいいと思えてしまう。
こういう世界において男は引き立て役でしかなくて見えっ見えの下心が汚く気色悪く…
「華やかな世界は人を狂わせる」
若さゆえの憧れと衝動。知らない感情に真正面から向き合って、一喜一憂。
アメーリアがジーニアと話す時に時折視線を逸らして思考する仕草が、華やかな世界に傾倒し始めた1…
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