見えているもの、と、見ること、と、属性についての運命論みたいなものが哲学的なフレーズと美しいナポリの風景の中で語られる。パルテノぺが持つ圧倒的な説得力はその美しさに由来している。(という作品でもある…
>>続きを読む美しい海と波の音、佇む女優の肌と瞳の色、それだけで映画になる。女性が美しいのは若さだけじゃないのよ…というニュアンスも素敵だ。ラストも良い。陽光と海風で揺れるカーテン、イスに無造作にかけられた下着、…
>>続きを読む冒頭からラストまで誰かしらタバコを吸っているか酒をかっくらっているワケがわからない映画。本編の半分以上喫煙と飲酒。インドでは公開できないでしょう(笑)。喫煙と飲酒の間に150円くらいのポストカードの…
>>続きを読むイタリア旅行から帰国してあまりの暑さにナポリの海で涼もうとしてチョイス。タイトルもエキゾチックで素敵だし。
生まれた瞬間から「ナポリの宝石」と名付けられ美しさが運命付けられたパルテノペ。期待どおり女…
マリリン・モンローはその美貌でチャンスを掴んで大成したわけで、生まれ持った美を手段とするのが悪いとは思わない。
でも女性の美は若さという時限付きだから、ある一定の時期にきたら中身を試される。
パルテ…
劇場予告以上の情報を入れていなかったので、ゲイリー・オールドマン出てきたときは半な声出るかと思った。
イタリア映画、美人な主人公、それも人魚に因んだ名前と聞き、ファム・ファタル的な話を想像してい…
・何がどうというわけでもないが上手いしめちゃ面白い。人類学者が見て怒ってほしい
・今年の夏は1回も海を見ていないので来年は海に行こうと思った
・途中の女優とマフィアのくだりはいいけどたるい、青く光る…
新宿ピカデリー。25-96。堪能した。音の良い大画面で見るべき作品。
作り込んだ映像は誇張とグロと反語と皮肉のはざまにリアルが立ち上がる。ある種の復讐なのだけど愛の表明でもある。だからナポリのバッ…
パオロ・ソレンティーノ監督最新作。
素晴らしかった。大傑作。
究極の客体であり、もはやヘーゲル的"世界精神"の形相すらあるパルテノペが如何にして、その美しさの破壊と可能性と向き合い、"生きるべき人…
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