しきたりや風習の壁が高ければ高い分、禁忌的な表現になりえたり、乗り越え甲斐があるというもので、至極当たり前の事象でさえスペシャリティを感じられる。
歌って踊らないどころか、静謐で繊細な描写で現代を生…
仕事を求めて上京したけど、できる仕事は大して待遇良くないし、かといって今さら田舎には帰れないし、真面目に生きてるのに今を生きてるあの子の方が楽しそう。でも生きづらさは色々あれど東京で生きていくしかな…
>>続きを読む遠くの家族より近くの他人、異なる世代間に生まれる意識的でない女性たちの扶助関係が新鮮にも思える。
彼女たちが喧騒の大都会での生活から田舎の浜辺の村へ舞台を移動してから、ぐいぐいと気持ちが引きずられる…
国も文化も違うけれど、何故だか不思議と今の自分でもじんわりと共感できるような作品だった。
騒がしい都市の夜景も、静かな農村の電飾も、いつかは消えてしまう不確実なものだ。
それでも限りある一瞬の光の…
インドのこういう普通の庶民を描いた映画は今まで見たことなかったので、生活感のある描写などはまあよかった。インド映画にもこういう作品は当然あるよなと。
起伏の乏しいストーリーで、そこから自分が感じ取…
恋をする/しないことを選択できる自由
結婚をする/しないことを選択できる自由
ここに住む/住まないを選択できる自由
あらゆる自由を持つことが当たり前ではない、という当たり前を思った
ムンバイという名…
残暑の台風の雨の夜に鑑賞。
雨季のムンバイと重ねてしまう。
社会の、人の悩みは普遍的なものだと知った。とはい、インドは島国日本に比べて複雑かつ階級があるため、より一層。
雨の都会と、晴れの田舎…
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