しきたりや風習の壁が高ければ高い分、禁忌的な表現になりえたり、乗り越え甲斐があるというもので、至極当たり前の事象でさえスペシャリティを感じられる。
歌って踊らないどころか、静謐で繊細な描写で現代を生…
ここでは、その題名が予告しているように、そのショットにおける照明や光源が何であるかが重視されることになるだろう。それが繁華街を照らす人工的な光なのか、海辺の村に注ぐ穏やかな自然光なのか、映写機から放…
>>続きを読むポスターとタイトルに惹かれて鑑賞。
物語を語るというより、ムンバイに生きる女性たちの姿をありのまま切り取ったような映画。
美しい映像や作り込まれた質感と、登場人物たちの体温や肌の触れ合いがスクリー…
長尺でもミュージカルでもないインド映画。
正確には、フランス/インド/オランダ/ルクセンブルクの合作。
音楽の選び方、使い方がとても好き。
日頃からよく思うことだけど、自分の周りの小さい世界とそこに…
えー、、、、、、、傑作。
プラバの目に映るアヌは無責任で、なーんにも考えてないように映るんだよね、自分を取り巻く環境があまりに我慢を要されてそれが自分は生き延びるために機械的になるしかないと思い込ん…
どことなく味気ない生活がゆえに心の拠り所が不安定で、物理的かつ内省的にすれ違い続ける様を緩やかな風景描写で見せる。夜の暗闇を際立たせる都市から、村の自然へとロケーションがシフトし二面性のある映像美と…
>>続きを読む ムンバイ出身のパヤル・カパーリヤーの長編劇映画デビュー作である。
インドの結婚にまおける男性中心的かつ保守的な習慣を諷刺するという点では『花嫁はどこへ?』みたいなその種の映画を思わせるところが…
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