非常に複雑な構造をとり、鑑賞者の時間的・空間的認識を破壊するほどの一見乱雑にも思える大胆な作風は、個人的なツーリズムからオリエンタリズム、そして歴史上の植民地主義まで幅広く射程に収めた辛辣な批評を展…
>>続きを読む11/26山形フォーラムで「グランドツアー」を観てきました。
何だかおかしな映画でした。欧米人が感じるオリエンタリズムを見せるために婚約者の男と女が逃げて追っかけてを繰り返すことで色んなアジアの風…
旅行がてら撮ったのか?とでも思うような風景映像に語りを重ね、その合間に撮影したドラマを流すという、見方によっては手抜きと感じてしまいそうな作り。
その作りこそ目新しいものの、前半の男パートは退屈。そ…
おおう…もっとコメディかと思っていたよ…。
1918年のナレーションとエドワードとモリー周りの設定×現代の映像なんかは変わっていて面白いんだけど、なんかちょっとオシャレ異国情緒感が鼻につかないでもな…
モノクロのコントラストで魅せる美しい景観。吹き出し笑いだけで個性を放つクリスタ・アルファイアチの演技力。目を見張る魅力が並ぶけど、退屈な物語が瞼を重くする。変哲もない内容を129分にまで引き伸ばして…
>>続きを読む最後のモリーに照明が当たるシーンはあくまで映画内の話であることを明示してるかと思うけど、わざわざシーンが終わってから光を当てて他の役者に引きずられるように退散していくのはモリーが天に昇っていったこと…
>>続きを読む逃げる男と追う女、それ以上のドラマはない。
オリエンタルで不思議な都市を巡る、それぞれの旅。
長い婚約から結婚に至る直前で、男は女から逃げだした。
そしてアジア逃亡の旅へ。
1918 年の白人には、…
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