【詳細レビュー記事】
https://cula.jp/2025/02/15/the-seeds-of-the-sacred-fig-review/
【Points of View】
・社会に根を張…
モハマド・ラスロフ監督によるイランを舞台にした作品。
イラン舞台だが製作はドイツ・フランス・イラン合作。
というのが、同監督は本作品を製作したことでイラン政府から実刑判決を受け、執行される前にイラ…
銃の取った取らないの家族喧嘩が、大ごとになる映画。
SNSを通じで政府側に不信感を持つ持つ娘たちVS政府側の父親の対立構造で、「家族」というものの中で社会情勢を描くという、とても皮肉の効いた作品だ…
この映画の背景にあるのは2022年にあった反ヒジャブ運動。
スマホで撮影された映像は全て本物らしい。
監督は撮影中に国外脱出して海外から指示して撮り終え、他の俳優も亡命し、母親役の俳優が捕まったそう…
<イスラム社会の裏側と自由への叫び>
イランの国家公務に従事するイマンは、裁判所の調査官に昇進したが、その業務は反政府デモ逮捕者に不当な刑罰を科すための、検事命令に従うだけのものだった。護身用の拳…
国家に抑圧された国民、家父長に抑圧される女性が二部構成で描かれた作品。
まさか父親が今作のラスボスだと思わなかった。自分が安全地帯にいれば国を守るだとか大口を叩くくせに、窮地に追いやられた途端本性…
マフサ・アミニへの風紀警察による暴行・死亡事件をきっかけにイラン全土に広がった抗議運動を背景に、国家権力と反体制運動の対立を、一丁の銃を巡る家庭内の男性当主と妻・娘たちとの対立として象徴的に描いた、…
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