最高。
しっとり純粋な衝動。
ブルーイッシュ然り、キャラクターの表情の機微や絶妙な空気感を捉えるのが本当に上手い。そしてじわりじわりと押し寄せる日常的なユーモア。
どこかポートレートのようで、アケル…
爪を噛むクセ、深爪、3人でのディナー、謎の不機嫌、入念な歯磨き・剃毛(でも寝ない)、セルフ散髪、同居人との独特なコミュニケーション…等々の細部の描写から、ベアトリックスの全体像が徐々に見えてくる。概…
>>続きを読むオーストリア映画週間にて。
ずっとパンツでうろうろしてる女性を観察してるような映画で特に何も起こらない。
日常を切り取った映画といえばそうかもしれないが物は言いようだな……
苦手なやつだった。…
ぶどうをおへそに入れてバランスボールの上でゴロゴロしたり男を迎える前に舌の根まで歯ブラシしたり友達とリミックス版スタンドバイミーに合わせて踊ったり。客観的に見ればとても愛おしく、癖になる穏やかな美を…
>>続きを読むタイトルが名前なだけあって開始数分で主人公ベアトリックスの性格が分かる『ジャンヌ・ディエルマン』系だけど、ヨリが多いことから身体的特徴も見えてくる。ガサツで缶詰とか素手で食べたままの手で別の物触った…
>>続きを読むベアトリックスという女性がありふれた日常を過ごすお話
彼女の日常の動作が淡々と積み重ねられていく。それ以上でもそれ以下でもなく、背景情報すらも殆ど省かれたまま(会話の合間から背景を感じられるのみ)…