この頃に邦画は低迷期。
ストーリー、設定、俳優、演出、原作、
どれを取っても悪くない。
が、本編はそれ程、盛り上がらず。
勝新はミスキャスト。箔をつけるためだろう
俳優座映画放送製作だから、アクシ…
【1971年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
『怪談』小林正樹監督が山本周五郎の短編小説「深川安楽亭」を映画化した作品。キネマ旬報ベストテンでは第5位に選出された。
面白かった!ならず者たち…
切腹の小林正樹監督
刹那的に生きるヤツらの話は大好物です
何がいいってタイトル
平仮名で
いのちぼうにふろう
ですよ
深川の堀に浮かぶ小島
ならず者たちが集まる飯屋、安楽亭
表向きは居酒屋 裏…
1971年 小林正樹監督作品 モノクロ 131分。大名屋敷を廻る濠に囲まれた「島」。その島に居酒屋「安楽亭」がある。裏の顔は密輸拠点で禁制品も扱い、誰も近寄らない無法地帯でもあった。安楽亭には、無頼…
>>続きを読む<独自の美学で描く周五郎ワールド>
深川の堀に浮かぶ小島に、表向きは父娘が営む一膳飯屋だが、その実は無法者たちが集まり密貿易の根城と噂される「安楽亭」があった。それまでは町奉行すら入らない場所だっ…
いのち・ぼうにふろう
いきるもくてきのなかったやつらが、いのちをぼうにふりたくなるほどのきぶんのいいちゃんすがやってきた。
いま、われわれは、くだらないことにまいにち、いのちをぼうにふっているせ…
コンプレックスに身を固められ、身動き取れなくなった脆弱性という、仲代達矢の持ち味がこれ以上ない程表現されている。しかし、あの勝新がどうして刀を持たない役だったのだろうか。ある意味で勝新も持ち味を活か…
>>続きを読む勝新エピソードあたりからの終盤にはモヤるけど、全体の雰囲気と立ちまくった全員のキャラがギャング映画みたいにクールでかっこいい小林正樹時代劇。ギャングといっても善の側に立った悪と闘う悪の側に立った善。…
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