パート2の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『パート2』に投稿された感想・評価

「セックスと政治、いったいどっちなの」どちらでもないSONとIMAGE

ペドロコスタカルトブランシュ
ひー
3.2

母親がアイロンがけをしている側で、子どもがウロチョロしているシーンにヒヤヒヤした。
母親もバスローブの前を開けた格好だし、火傷しないか心配しながら観てしまった。

5歳ぐらいの女の子の全裸の入浴シー…

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ニシ
5.0

政治(産業労働)をセックスで例えるゴダールのギャグ。音と編集の機能自体を暴く。社会が抱える問題(政治とセックス、女性問題etc)に対して過去現在未来、祖父母父母息子娘を同じフレームに入れる。すべての…

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やはりモンタージュという考え方は限界があると感じる。それはスプリットスクリーンのように二つの映像の過程を見せて観客の中に映画を想起させる。画面が結果としてではなく過程として提示する映像は面白みがある…

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家族の役割、性行為という労働
ゴダールの映画では男と女は一生分かり合えない。70年代ゴダール作品は地味に初めて見た気がするが、今見ても刺激的な実験であった。相変わらず意味は分からないのだが。
東京都写真美術館ホールで。ペドロ・コスタ カルト・ブランシュ。脈絡は割とある。お金の問題。映画作りも性生活も。1974年ワールドカップのクライフのPK獲得のシーンが何度も流れる。

先日ゴダール展に行ったからか、なんとなく分かるようなところがありました。
でもまあ基本的には終始、なにしてんねん、なに言うとんねん、な時間が続くのは私にとって相変わらずではあります。
嫌いとも言えず…

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5.0

これを見て、ペドロ・コスタの展示を見て、なんとなく時間余ってルイジ・ギッリの展示も見て、ぼんやりと複数を並置することによって生まれ出る可能性、批評性云々を考え直す。新しい映像のスタイルが生まれ、それ…

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『勝手にしやがれ』で「俺たちは自分たちの話しかしていなかった、もっと相手のことを思いやれたのに」というセリフがある。
ゴダールは『映画史』で「今はセバーグの選択は正しいと思える」とも言ってるが、
『…

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nk
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戦後の都市化、工業化で大量に生まれた、工場で単調に働く夫と、家で家事を担う妻の生活、が描かれている感じでしょうか。。夫婦の性生活の描写と、子どもたちへの実物を見せながらの性のレクチャーはびっくりした…

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