権力に負けない。その辛苦で人生を諦めたりしない。
泣き笑いするようなものでなく、しかしひたひたと「観て良かった...」と沁みてくる。内容は知るべきであり、映画作品として世に出されたことを感謝したい…
1971年のブラジル政権下で起きた実話を元にしたある家族の物語。
穏やかな日常が、国家権力の暴力によって奪われる恐ろしさは、計り知れない。
この家族の息子マルセロ・パイヴァが書いた本を元に、ウォルタ…
軍政への社会的メッセージ性の大きい作品
もちろん圧政による犠牲は到底許されるべきではないが、
ブラジルの場合は軍政によって治安と経済発展をもたらされた側面も大きい。
一言で言えばバランスよく機能すれ…
1970年代、軍事政権下のブラジルで実際に起きた元議員の失踪事件を映画化。
序盤は元議員の家族の日常を描いているんだけど、これが映像のセンス良くラテンのノリな明るく楽しいやつなので観ているこっちも楽…
ポスタービジュアルの浮かない表情と
「リオデジャネイロ
1970年 軍事政権下」のクレジットで、
重たい話が始まるんだろうなぁと
身構えてた。
でも、ファーストカットで
波間に浮かぶエウニセは
…
軍事政権下での夫の突然の連行と失踪。自身も過酷な尋問を受けながらも、夫の帰還を心待ちにしながら、真実を追っていく。年下の子供達に真実を隠しつつも、母は懸命に闘い続ける。
家族が瓦解する瞬間は、病気…
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