1964年、軍部のクーデターによりブラジルの民主主義は崩壊し、軍事政権が国家を掌握した
背景にあるのは、チリやアルゼンチンの軍事政権と同様、反米へと舵を切る既存政権への批判とそれを利用する形でクーデ…
シンプルに恐怖。想像以上に最近のことで、肝が冷えたとはこのこと。ウクライナ侵攻よりも前に見ていたらここまで慄かなかったかもしれない。今も地球のどこかで似たようなことが起こっているであろうとリアルに想…
>>続きを読むブラジル・フランス合作の政治伝記ドラマである本作は、ウォルター・サレス監督の16年ぶりのブラジル映画。1971年の軍事独裁政権下、元国会議員ルーベンス・パイヴァ(セルトン・メロ)が連行され消息不明と…
>>続きを読むいや〜良かった。ほんとに。テンポが悪いと感じる人もいるのでは、というくらいに日常シーンを執拗に撮るので、その日常を権力に奪われる恐ろしさが余計に浮かび上がってくる。主人公エウニセは強い女性だけど、そ…
>>続きを読む重たくて考えさせられる映画だった
舞台は1970年、軍事独裁政権のブラジル。ある幸せな家族に起こる悲劇を描いた作品。
恥ずかしながら、50年前ブラジルでこんな悲劇が起こっていた事すら知らなかった。…
ショッピングモールのシーンが特に印象的でした。
1度目は、エウニセが夫からアイスを受け取り、子どもたちの前で仲睦まじい姿を見せる幸せな場面。けれど2度目は、夫の死を告げられたあとに訪れ、周囲の家族が…
5人の子どもに恵まれた妻が
反体制派の夫が軍事政権によって
事情聴取と称して連れ去られ、
娘のひとりと共に自分も強制連行され、
12日後に解放されて帰宅したときも
それからも夫はずっと帰ってこず、
…
待ってました & 観て良かった👏
ギリギリで買い付けてくれた配給会社に感謝。
フェルナンダ・トーレスの圧倒的存在感と演技力。絶望したら相手の思う壺を地でいくような、エウニセに胸がえぐられながら、希…
日本の裏側。
ブラジルでこんな非条理で悲しい事実があったことがまず驚きと憤り、涙がこぼれてしまう。
前半、海沿いの街で暮らす家族の日常が美しくて、ほほえましい。
そこから一転、父親が連行されて、画…
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