この史実を知ることができただけでも、見た意味があるけれど、それ以上のものを心に残す作品。
楽園のようなリオの砂浜での家族の生活。
その直ぐそばには、何と表現するべきかわからない暴力があるという…
丁寧な作りの作品。
家族の幸せな日々に少しずつ侵食していく影を実に上手くみせている、必要最小限な映像で観客に考えさせつつ訴えたい事は伝わってくるし、主演女優の鬼気迫る演技も加わり見事な作品になりまし…
日経映画評を見て鑑賞。
久々にきちんとした映画を見た実感。
政治向きのことは色々な見方があるし、この映画が正しいと言えるのかどうかは分からないが、映画としては非常に良く出来た
、心を揺すぶる力を持っ…
☆鑑賞後、自宅でSpotifyより、検索take me back to piauiで辿り着いたプレイリストをリピートしてますよ。
☆リオのインテリ富裕層の豊かな暮らしぶりを、徹底したリアリズムで描…
序盤でブラジルに住む幸福な一家をジワジワと描き、その後は一家を襲う不幸をジワジワと描き、さらにその後の再生をジワジワと描く、牛歩三幕な映画。
画面の美しさと拷問(直接描写はされていないものの推測はで…
ブラジル音楽と映像がいい。名作!
てっきりお父さんは生きて帰って来るものだと思っていたので、ショックが大きかった。
前半のハッピーな雰囲気のフリが効いていて、夫が失踪してからの展開がしんどいわ〜😓…
ブラジル軍事政権下の民衆抑圧が背景にあるのにもかかわらず、すごく静かな映画。劇的なことは起こらない。
もちろん、主人公、エウニセの夫、ルーベンスが軍事政権に拉致され、エウニセ自身も次女と共に拘置所…
音楽と撮影と美術が良かった
実話ベースでそこにどういう背景があってこうなってるとか説明は一切ない。
元議員の夫がときどき家族に隠れてやりとりをしていたりするので、どこかの反政府組織とつながっているの…
先日、同じ60〜70年代の政情不安定な南米での事件を描いた映画「ボサノヴァ~撃たれたピアニスト」を観ました。
その記憶の余韻も残りつつでの鑑賞。
今作品は、更にその後に誕生するブラジルでの軍事政権…
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