「死」ってなんだろう?という純粋な好奇心から始まる夏の物語。
小さな庭で少年たちが無邪気に遊ぶうち、壊れそうな老人の心に、友情という「花」が咲く。
映像には緩やかな静けさがあって、でも橋の欄干を歩く…
さすが相米慎二監督、よく男子小学生3人で撮り切ったなあと思う。
最後の場面は幻想なのか、時の経過を示すだけなのか。
夕陽がやたらと綺麗なシーンが2箇所ほどあったり、序盤で明らかに幻想的なのは病院の…
あー時間作って観に行って良かった。
三國連太郎の声の出し方とか存在感が凄すぎる。戦争の話をする時、3人組と一緒に息を呑みながら聞いてる感覚になってた。その話自体は深く考えると素直に楽しめなくなるので…
夏はなんだか、幻を見る気がする。
大人のとんでもないところまで描くのがうまい相米監督だからこそ、子供を描くのがうまく、下手なガキの頃から何にも変わってない系監督嗜好映画にならないんだと思う。
夏…
2025.6.1港南台シネサロン 90点
小6の仲良しトリオが一人暮らしの謎の老人と交流するうちに、生と死について気付かされて行く物語です。三國連太郎さんの存在感がすごいです。担任の先生役の戸田菜穂…
子ども達の生き生きしてること。冒頭、少年の一人が一気に坂を駆け上ってくるワンショット撮影が、少年の生命力を捉えているようだ。そして三國漣太郎さん、淡島千景さんは年輪。喪われていくもの、戦争の記憶。子…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
イメージ通りの3人組が出てたし、山下が山下すぎて笑った。笑ヘコちくなのもポイント高かった。人が死んでる所とか今の考え方になってから初めて見たけど、ほんとに眠ってるように見えるのかなって思えた。その人…
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