境界線(その境界線とはコドモとオトナを隔てるものだったのか、それとも生と死を隔てるものだったのか、それともそのどちらもだったのかはわからないけど)。その境界線の上をはじめは危なげに歩いていたし、その…
>>続きを読むやはり相米慎二すきだ!
もう子供たちの生のエネルギーが素晴らしくニコニコしてしまう。かと思いきや濃厚な死の気配がずっと漂っている。
メガネが橋の柵に立つところとかものすごいカメラワークだ。
それに…
すごく良かった
心の襞がひとつ増えた気がする
相米慎二監督は10年以上前に見た「台風クラブ」が、台風にワクワクする生徒の描写が瑞々しくて好きだった
この「夏の庭」は、ものすごく昔に小説を読んだけ…
2025年 15本目
穏やかながら色んな技術もちゃんと垣間見えるすごい映画だった。 子供たちが主人公な上に明るいから見やすいけど常にずっと「死」がほんのり香るのが良かった。楽しい場面でも少し緊張感…
相米慎二特集にて。
「死」への恐怖と、それ以上の好奇心に揺り動かされる子供たちが、「死」を目前に控えたお爺さん・喜八を観察し、やがては懐に入り込む。庭掃除、ボロ家の再生、嵐の夜に舞い戻る蝶、戦争の…
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