山逢いのホテルでのネタバレレビュー・内容・結末

『山逢いのホテルで』に投稿されたネタバレ・内容・結末

評判がよく見たのだけれど、思いもよらぬ展開で良かった。ダイアナが生きていた時代だから、それなりに古臭いし、ダイアナの人生になぞるような話。
女性の自己実現とは、というテーマはよくあるが、無責任な男に…

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私の好きな映画は「これ私が女だから好きなんだろうなあ」と思うやつばっかりだ。昔から本もほぼ女性作家のものしか読まないし、音楽もそう。
本作もしみじみそう実感する作品だった。

他の人のレビューを読ん…

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スイスイズビューティフル。

あらすじを読んだ時は「逢瀬重ねる母親、大丈夫か?」という気持ちだったけれど、いざ鑑賞してみると「これだけ息子を愛している上で自分も愛せること(自分の人生を生きようとする…

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クローディーヌはスイスの山嶺に建つホテルに脚繁く通いながら、麓の町に構えた自宅で仕立屋を営む。障害を持つ息子のバティストは日常的な介助を必要とし、ヘルパーと共に献身的に世話をしていた。
クローディー…

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スイスのアルプスを望む田舎町。クローディーヌは仕立ての仕事をしながら、障害のある息子を一人で育てていた。彼女は毎週火曜日にリゾートホテルで一人客の男性とその場限りの一夜を過ごすことを楽しみにしていた…

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揺れる女ごころを
良くわかるように描いていたと思います。
私は、どちらかといえば好きでない作品です。

女か母か。性愛か母性愛か。スカーフを結ぶのか、はたまた解くのか。

障害をもつ息子は既に大人だ。美しい母は山あいのホテルで時折り行きずりの逢瀬を愉しむ。それで日々のやるせなさを凌いできた。そんな生活…

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非日常な逢瀬の時間と、どこまでも現実な息子の存在。
そうしてバランスを保ちながら、これまでにどんな苦労があったんだろうと考えた。

なんといっても美しいロケーション。ところどころが名画のワンシーンみ…

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母親として息子を愛し、けれども女として男の愛にも浸りたい。彼女の境遇では難しいこと。ラストの彼女の慟哭は辛かった。彼女は何処に行くのだろう。
声にならない涙を必死にこらえる姿が心苦しかった。母として、女として、1人の人間として、きっと彼女にとってどの選択も正解じゃないかもしれないけれど、決して間違ってはいない。

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