2019年、古いパソコンから10年前の未完成の作品を見つけ、その作品を完成させる為に撮影を開始したのだが...
中国武漢でのコロナ発生〜パンデミック、ロックダウン〜終了までのドキュメンタリータッチ…
途中、コロナ禍のあの不安に包まれて、世の中が沈んだような気分で過ごしていた生活を思い出して少し嫌な気持ちになるくらいリアルに描かれていた。
そこからのダンスのシーンでは人との繋がりがもたらす陽気さや…
これが、まさに私の生きている時代である。
2020年、コロナ禍が始まったばかりの頃、私はまだ日本に来ていなかった。この映画が映し出していたのは、まさにその時期を生きていたすべての中国人が体感していた…
uplinkが協賛してるせいか、上映映画館が限られてて、一ヶ月以上待った。ロウイエの作品が好きなので、それだけで前情報入れず、ドキュメンタリーなのかなと思ってたら、がっつりチンハオさんが主役の作品だ…
>>続きを読むコロナ禍の中国を舞台に
繋がり、閉ざされた環境の中でも自ら光を手に入れて動いていく人間の強さを感じた
あの暗く辛かった時代を忘れられないとは思うけど、忘れちゃいけないものでもあると思う
それを感じさ…
現代の中国稗史、と言いたくなる作品だった。
手持ちカメラの存在は明らかに今、ここに誰かが撮影しているというドキュメンタリー的な意図を狙っていたものだが、撮影者となる登場人物はいない。この擬似的な再現…
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