九⽉と七⽉の姉妹の作品情報・感想・評価

『九⽉と七⽉の姉妹』に投稿された感想・評価

3.7
310件のレビュー

姉妹のゲームがいつのまにか執着になっていく。
この不穏なシスターフッドは危ういだけではない普遍性がある。
大人になるために心の奥底にしまい込んだ女の子たちの名前、
私たちだけの共通言語と恐怖をもう一…

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ランティモスのパートナーの監督作ということ、ビジュアル的にも「籠の中の乙女」がどうしても比較対象になってしまうのを危惧していたが、独自の良さがしっかり出ていたのでGoodでした。

歪な共依存、主従…

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KT77
-

"September says"で始まる命令にJulyはいつも従っている。この姉妹の間に見られる主従関係と愛情がゆえとは言いづらい歪な共依存関係に、腑に落ちない不快感や違和感を感じた。

8合目近く…

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今年ベスト!
とにかく全ての画がいいんですよ。被写体との距離感。フィルム撮影の質感。ダイアンアーバスの双子のポートレートをイメージさせるメインビジュアル。ガーリーでオシャレなイメージとはまさに対極な…

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Naoya
2.7

10ヶ月違いで生まれた姉妹は、性格は正反対だが強い絆で結ばれていた。ヨルゴス・ランティモス監督と公私のパートナーであるアリアン・ラベド監督の青春ドラマ作。個性的な2人の絡みは印象的で、不思議さも出た…

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試写で。
ヨルゴス・ランティモスの公私に渡るパートナー、アリアン・ラベドの長編監督デビュー作。季節の名前を冠した姉妹とその母親が抱える重圧を、『関心領域』音響ジョニー・バーンが設計。観客を不快にする…

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ひ
-
Sep 5, 2025
3.7
このレビューはネタバレを含みます

私が一人っ子だからなのか、姉妹という関係性には憧れ、羨望、嫉妬みたいなものがある
ずるいじゃん、どんなに歪でも理不尽でもどうやったって一番近い存在で切っても切れない
愛であり呪い、一心同体、あなたは…

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K
3.0

支配するする姉とそれを受け入れる妹。

後半、予想外の展開に驚きつつ、
一気に引き込まれました!

『関心領域』のジョニー・バーン氏が
デザインしたサウンドが流石すぎて
不穏感がさらに強調されていま…

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