蝶の渡りに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『蝶の渡り』に投稿された感想・評価

Stando
2.8

何かが終わるとき、音を立てて崩れるのではなく、静かに、淡々と、だが確かに壊れていくことがある。

蝶の渡りは、まさにそんな終わりの瞬間を繊細に描いた作品だった。
一つの場所に集った芸術家たちが、それ…

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2.7

全く見どころのない作品だった。監督がソ連崩壊後のジョージアの芸術家たちの生存状況のようなテーマを描こうとしていたのは分かるが、結局は娼婦の逃亡を描いた物語に成り下がってしまった。表面的で退屈な作品だ…

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金を持った人がつくる内輪のり映画にしか思えなかった。しかし、ところどころ挟まれるジョージアの戦争の過去があるから、この現在が輝いて見える…歴史に翻弄される人々は風に吹かれるようにバラバラになるがしか…

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どこか物悲しさも漂う。
ジョージアの小さな街にある画家コスタの家。
そこに集まる、芸術家の仲間。

若くエネルギーに満ちた集いから、27年後、それぞれ色んな人生を送り苦悩も抱えながら、付き合いは続い…

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ゲル
2.7

たぶんもう若くはない大人たちの話だが、大学生のルームシェアのようにわちゃわちゃしている。
美術や音楽等の芸術が根底にありつつもミーハーな雰囲気。
入れ代わり立ち代わり人が訪れて騒々しく、自分には合わ…

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ジョージア🇬🇪の田舎で飲んだくれながら絵描いたり、ヴァイオリンやピアノ弾いたり、ミシン踏んだり、それをソニーのポータブルビデオカメラで撮ったり…。「自称」表現活動に勤しみながら実は電気代もまともに払…

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Alma
3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館じゃなければ途中で退屈して見るのをやめたかもしれないけど、賑やかだった仲間がだんだんそれぞれの場所へ過ごすようになり、最後に家すらも失ってしまう哀しさは何とも言えなかった。
ナタが見知らぬ少年…

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る
3.0

もしも主人公たちが困窮していなかったなら芸術的スキルや女体を資源として資本家階級に買われることなく、自由気ままに絵画や音楽、ダンス、デザインを楽しんでいたんだろうか。
そんな世界線もなくはないだろう…

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洋洋
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ソ連からの独立という歴史の映像からの、電気代すら払えないかもしれないといった現代の芸術家たちの集う家は古くても、いつでも誰かが居る。
そんな場所で交差する人々の人生は、悲喜交々。
ラストにプレゼント…

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Sohey
3.0

2025年2本目のジョージア映画。

ソ連からの独立時の痛みを抱えるアーティストたちの次世代への継承を描いたと解釈したのだが、そこに個人的にいらない要素がちょいちょい挟まってきてノイズに感じてしまっ…

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