スイス・レマン湖畔の絶景を舞台に繰り広げられる現代版『ゼウスとアルクメネの神話』。
神と人間、愛とか被造物とか表象とか、それに箴言集なんかも、どうとかこうとかと、認識に掠っては何処かへ飛んで行ってし…
8月のJLG⑤
ギリシア神話の神ゼウスが人妻と浮気したエピソードをベースに、ゴダールが独自に物語を紡いだ作品。
Blu-ray所収の堀潤之さんの作品解説を読むと、たかがそれだけの話で、コメデ…
外出から戻った夫。「我は神である」と妻に告げる。神が夫に乗り移ったらしい。そして愛を交わす。ゴダール脚本・監督・編集。研ぎ澄まされた映像、そして音楽。バッハ、ショスタコヴィッチ、オネゲル、ベートーヴ…
>>続きを読むここ最近色々映画みて、ある程度映画ってものが分かってきたつもりになっていたけど、普通にボコボコにされてしまった、全然分からない
横流しのトラッキングが神であること、セリフがもはや人物から剥がされて…
いままで観た中でいちばん、触れたい欲望を刺激するゴダールかもしれん。
冒頭から左右に振られる音声でおっ?と期待が膨らんだがそれ以上だった。目が離せない。
加工しまくった色彩も好きだけど、自然光を特に…
冒頭から暴力的な難解さだったので、早々に考えすぎるのをやめて、詩のように感覚的に味わうことにした。美しい映像と難しい言葉、そしてドラマチックな音の断片による不思議なコラージュに身を委ねていると、人間…
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