名前のノートに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『名前のノート』に投稿された感想・評価

4.1

『狼の家』を観た時も思ったけど、

どうしてこの監督の映画はこんなにも不穏で不安で悲しみに溢れていて、
泣いている描写なんてないのに作品から泣いている人の顔が浮かぶのだろう

8分間という短い時間で…

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4.3
解説とう読んでから観た方がいい気はするが、かなりセンセーショナル

コンセプトはピノチェト政権下で消えた若者たちのノートとのこと。ワークショップで作られたという記録はあるが、、、ノートを損なわずテキストのおもい雄弁にコラージュしている点は見事!
本作は過去の若者たち…

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まる
4.2

残酷なシーンはひとつもないのに、息子を娘を連れ去られ、そして戻ってこない家族の悲しみと怒りと、愛の深さを感じる。

人の絵すら出てこない、文字とモノと模様だけ。強い言葉も発してない。
表現の力は強力…

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akk
5.0
淡々としっかり、あんなにもたくさんの名前が読み上げられていく時間の長さ。
淡々とした名前の読み上げと、黒々とした激流にさらわれるようなアニメーションが印象的でした。
繭見
4.6
鉛筆の跡、消しカス、紙の破れ、描いて消し、逆再生で蘇るノート、圧倒的な確かさを伴って残る痕跡、その痕跡のイメージ!
4.2
消された名を書き残す。囁きのように書かれては消えていく。消しゴムをかけられても筆圧は残り、ページを破られてもつなぎ合わせる。奪われた子たちの名は、存在は、この映像の中で残り、観た人々の中に刻まれる。
木蘭
4.1

 チリのレオン&コシーニャ監督による短編ストップモーションアニメ。
 1973年のピノチェトによるクーデターから50年を迎えた節目に、クーデター後の数か月間に軍事独裁政権によって逮捕され、多くが行方…

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このレビューはネタバレを含みます

●『ハイパーボリア人』と同時上映のショートフィルム。そんな話は聞いてなかったので、『ハイパーボリア人』の第一幕かと思ってた。

●ピノチェト軍事政権下で行方不明になった未成年者への追悼作品。8分間の…

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