名前のノートに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『名前のノート』に投稿された感想・評価

チリの短編アニメ。
1973年以降ピノチェト軍事政権下で行方不明となった未成年者たちを追悼しワークショップで制作。
読み上げられる名前たちの重みと消えない痛み。

チリ出身の大スター、ペドロ・パスカ…

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3.0
背景を知らずに見た。わからなかった。
レビューを見て、この短編が恐ろしさを伝えるものだと知った。
少し調べてみて、怖さが少しわかった。
それを実感できる記念碑だった。

8分間、ノートをパラパラとめくってく。
黒と白のモノクロのアニメが印象的なんだけど、
私が8分気になってたのは

秒針のような音だったり、いくつかのそういう音がずっと続くんだけど、ぜんぶの音が重なる…

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2.8

アニメーションの手法としてノート一冊のみでの表現は見たことなく釘付けになった。
人だけじゃなく、家の物たちが帰りを待っているところで胸が重くなった。気持ちをストレートに表現することより、部屋を綺麗に…

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3.0

行方不明になった子たちの、家族の心の内。ひたすら鉛筆やクロッキーの黒で描かれるパラパラアニメというか文字というか。暗い悲しい訴えのドキュメンタリーといった感じか。
なぜこんなことが起きてしまったのか…

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AYA
3.0

「オオカミの家」のクリストーバル・レオン&ホアキン・コシーニャ監督が、若者たちとのワークショップによって制作した短編アニメーション。
チリのピノチェト軍事政権下で行方不明となった少年少女たちを追悼し…

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2.9

このレビューはネタバレを含みます

読み上げられる名前の多さ…
書いては消してが残された方々の心情というか、なかったことにしない抵抗だろうか。
該当の事件には詳しくないので自分なりに調べてみようと思った。
ストップモーションとしてのクオリティと芸術性は素晴らしいけど、映画としてみると満足度は低かった
3.0
映画ではなくアート作品。
何のために制作されたのか、名前を連ねている本の存在意義は、そこに思いを馳せない限りただの8分間にすぎない。
チリで行方不明になった若者達を追悼する映像で、8分と短いながらも伝わってくる重さ。

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