いわずとしれた不朽の名作。
いまさら何を付け加えることがあろう。
一分の隙がなく
皮肉やエスプリがよく効いていてぐうの音しか出ない。
けれどもただ一点蛇足したく、本作は
大時代的な世界…
スキャンダル報道的な冒頭で一気に引き込まれる。ハリウッドのお屋敷のプールで、ある男の水死体が発見され、その死体が顛末を語り始める。
主人公は売れない脚本家のギリスで、借金取りから逃げている時、たま…
人には愛される旬がある。その時期を終えれば舞台を下りなければならないのだ。
ラストの盛り上がりが素晴らしいのは、ビリー・ワイルダーあるあるなのか? 正直途中まではだれた印象だったけど、ラストの階段…
売れない脚本家ジョー。借金取りから逃れたどり着いたのはサイレント映画のスター、ノーマ・デズモンドの屋敷。自らサロメの脚本を書き映画界に返り咲こうとするノーマを利用して、借金を返そうと目論むジョーだっ…
>>続きを読む女優の道を挫折しても裏方に道を見出したベティと、スターであるという執着から抜け出せないノーマの対比。
序盤のエージェントが言う「うぬぼれたらおしまいだからな」がいちばんの正論。
結局のところ主人…