逢坂監督が『馬橇に乗った花嫁』という写真作品に出会ったことから制作が始まった本作。監督の故郷である十勝を舞台に1人の女性の人間模様が描かれる。
プロットはシンプルに洗練されていて、ドラマを引き出し…
あんまりわかんなかった、、特に集団が集まる時に、ずっと日常と非日常の中間くらいに肉体がある気がして、それは少し演じづらさにも見えて、観ていてソワソワしちゃった。もっと集団のばらつきを観たかった気持ち…
>>続きを読む十勝が舞台と知り鑑賞(十勝出身です)
しみじみととても良い映画です。空遠く風近い自然のなかで暮らす農村の人々と馬たち。私が暮らしていた時代は映画とは違うけど、とても懐かしくなりました。
30分という…
逢坂芳郎監督『馬橇の花嫁』
当たり前のようにあった景色に導かれていくのはそこにしかない世界ー
生活に溶け込んだ風習が端正にとらえられていた。
まるで"記録"されたような時代の片隅に魅了された。…
約30分の短編作品。農村に住む女の子がお嫁に行くまでのお話。
冠婚葬祭は地域住民あげての一大イベント。花嫁の支度を手伝い、遠ざかっていく馬橇を皆で見送る光景がなんとも温かくて涙が出た。
モノクロとい…
昭和三十一年。
北海道十勝の農村で、馬と共に汗を流し農作業に励んでいた村人たち。
戸山家の長女一子(いちこ)は、同じ集落の豊に惹かれます。
一子は豊と心を通わせ、二人は丘で身を寄せ合う。
冬の終わり…