この映画のセリフが、幼い頃に聞いた祖母からの言葉を思い出させた。
「海が……真っ黒だった」
同じ言葉だった。
何年経ったとしても忘れちゃいけないことがある。憎しみや悲しみではなく、未来に繋い…
だんだんと狂っていく様がリアルで人間の闇というか弱さのようなものも感じた。
自分の村が崩壊することに対する気持ちが痛いほど伝わってきた、それに対する上官の日本を第一とする当時の思想とのぶつかり合いに…
太平洋戦争末期の沖縄県伊江島にて、終戦に気づかぬまま木の上で生き抜いた2人の日本兵を描いた戦争映画。
大日本帝国に忠実な少尉と地元出身の新兵という地位も育ちも考え方も違う対照的な2人を通し、戦争が…
沖縄を前線にして
本土を守ろうとする軍。
その軍の命令のもと
木の上で日本国の勝利を
信じて疑わない上官。
2人が
悲しくもあり切なくもあり。
いまも懲りずに
対立を煽るファースト。
平和がかすん…
実話。
こんな残酷なことあるのか…
戦争で生き残って2人で木の上で2年もの戦いをしていたのに停戦していたのは2年前。
木の上に登った直後に行われたらしい…
敵国に怯えながらも日本という日の丸を背負い…
極限状態で壊されていく人間性。なんだけど。爆撃機を飛ばすアメリカ相手に竹槍と日本刀で戦おうとしてる序盤のシーンから既に狂っているので。後半の2人のやり取りにむしろ人間味を感じてしまった。主演の2人の…
>>続きを読む#木の上の軍隊を語り継ぐ #木の上の軍隊
“この島に残された2人だけの軍隊だった”というキャッチコピーから勝手に島に2人きりだと思い込んで、生きてることが認識されるまでの2年間の2人だけのサバイバル…
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