一年前の約束を頼りに橋の上で男を待つマルトと、そんな女に一目惚れするジャック。
一夜一夜、会えば会うほど好きになる。街の看板やお店、いたるところにマルトを見つけてしまう。日常がマルトで埋め尽くされて…
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車にのった後のでんぐり返しが挟まれた時点で、幻想的な内容だと確信する。しかし、映画内映画であるB級感漂うワンショットの交互の繋ぎは、別の時間軸で撮ったものを繋ぐことによる虚構性こそが生々しさを生むと…
>>続きを読むジャックとマルトの
低体温な4白夜。
白夜のように曖昧な境界線を彷徨うこの恋愛作品は、今より街全体が暗い70年代の、眩い美しさに照らされたポン・ヌフを舞台に、男と女はそれぞれの孤独感を埋めるように…
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街中で好みの女性を見ただけですぐに恋に落ちてしまうというジャック。行動が明らかに不自然で面白かった。
失恋を励ましてくれたジャックに少しづつ恋心を寄せていたマルトだが、待ち合わせの場所に数日間来な…
原題、白夜じゃないのね。「ある夢想家の四つの夜」的な感じ。この夢想家とは、惚れっぽすぎるストーカー気味の彼のほうか、それとも下宿人の男をけなげに待ち続ける彼女のほうか。どっちもじゃないのかよ。彼にも…
>>続きを読むロベール・ブレッソン監督作。早稲田松竹で鑑賞。最後にブレッソンを見たのは4年前、同じ早稲田松竹でのことだった。思えばこの名画座には随分と世話になっている。『スリ』(1959)、『抵抗』(1956)、…
>>続きを読む画がとても美しく静かな映画だった
流れる音楽も素敵
録音したテープをバスの中や街中で流すジャックが面白くて笑いそうになった
まあ冒頭も転がり回ってたし自由だな…
早稲田松竹の今回のテーマ「都市と抱擁…
© 1971 Robert Bresson