【第79回ヴェネツィア映画祭 ヴェニス・デイズ部門出品】
カナダのグラハム・フォイ監督の長編デビュー作。ヴェネツィア映画祭ヴェニス・デイズ部門に出品された。
これは傑作!青春の痛みと苦悩をファンタ…
『スタンド・バイ・ミー』を漂わせ、より死の匂いを前面にする。
幽玄な映像もどこか危うく見えてしまう完成された雰囲気。
喪失と否応なしに進む時間軸。彼らだけの世界、時間の流れがフレームに収まるゆえに、…
現代のスタンド•バイ•ミーと評されているのが気になって見にいきました!
カイルが消えるパートとホイットニーが消える前のパート、どちらも凄く好きでした。
カイルとクルトンの安定した友情、ホイットニーが…
古い日記にも
並んでいる
ありふれた言葉は
まるで昨日の話のよう
時々並べ替えたりしては
新しい形なんて
捜している
もうないだろう
要は使い回し
何周目かの洗い浚い
ヴィンテージから
がらくた…
喪失と孤独の中での時間の感じ方・過ごし方に、青春時代が思い起こされる。
間延びした街、ゴミ収集車のメロディ、空気を読まずに部屋に差し込む柔らかい日光、クラスをサボって歩く校内と響く生徒達の声、放課…
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