人生の高度計の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『人生の高度計』に投稿された感想・評価

1933年 アメリカ🇺🇸

ドロシー・アーズナー監督作品
キャサリン・ヘプバーンの初主演作品

世界的女性パイロット、20歳を過ぎても本当の恋を知らなかった彼女が惹かれたのは愛妻家の国会議員だった

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落下に尽きる。
tBi
3.8
Rec.
❶24.09.26,シネマヴェーラ渋谷/プレコード・ハリウッド
主要登場人物の心情変化が丁寧に描かれている。ネガの保存状態もとても良くて感心しました。
この映画には飛行機が飛行場に着陸するカットが一つもない
世界一周しサンフランシスコに到着した時ですらない
この映画で飛び立った飛行機の結末は決まっている
妻ちゃんの視点を外側に置いて、その悲しみをいちばん豊かに描いているのがとても良かった。
lemmon
3.5

意外や、不倫もの。
主人公は女性飛行士。

キャサリンヘプバーンが綺麗なのもあるが、それ以上に存在感というか、オーラが凄い。映画二作目ってのが凄いなあ。

保守派と奔放。
仕事、性、大きくは思想とか…

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cyph
3.8

ドロシー・アーズナーはサレ妻の孤独・絶望・見栄・喪失感・幸せの絶頂から突き落とされた先で唯一手に残る自分らしさを司る美徳(たとえばそれは頑固さとか)をミニマルかつ的確に描いてくれてそれがほんまにあり…

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途中までシンメトリーの構図が多く登場することで、キャサリンヘップバーンの並列な立場が強調されていたように思う。
しかし高度を目指す行為が逸脱になってしまうという絶望感…

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