七月のランデヴーの作品情報・感想・評価

七月のランデヴー1949年製作の映画)

Rendez-vous de juillet

製作国:

上映時間:112分

4.1

「七月のランデヴー」に投稿された感想・評価

tao

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ジャックベッケル好きなんだけどかなり寝てしまったという記憶 最後屋根の上?にいたショットだけがただただ鮮明に覚えてるのみ
青春群像みたいで嫌いなタイプの話だったが、浮気現場での顔と顔のぶつかり合いともいうべき切り返しに圧倒される
とんでもなく決まった切り返しが頻出してビビる。
恋人の浮気現場に着いてしまったときのそれは鏡も相まって凄すぎ。

水陸両用車と象がとても可愛い。
ゴーモン特集のときに見逃したのでフランスに旅行した友人に土産として買ってもらったものだが、その甲斐は十分にあった作品だった。

最初のやけに多い登場人物の紹介描写やこじんまりとした屋内のシーンには大して惹かれなかったけど、水陸両用車を走らせるところとか動物園のシーンとか屋外の煌びやさにはルノワールの弟子の面目躍如といった味わいがあり、後の肉体の冠の冒頭同様にベッケルは陽光が映えるシーンで本領が発揮される監督だったのではないかと感じた。(夜のシーンの照明もまた見事ではあったが)

パーティーの様子もヌーヴェルヴァーグに通じるような溌剌さがあり、ジャック・ベッケルのベストかどうかはともかく映画として先進的で、この監督の自分の中での評価を更に上げることとなった。
milagros

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4.2
とぼとぼ進むあの水陸両用車に乗っているときが、一番幸せそうな時間だった。つかの間の青春。
明日には変わってしまう、移り気な感情や関係を彼らは精一杯生きている。映画が終わったあとも、ちゃんと生きているように思える。
mfvlt

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4.5
動物園映画1位更新
2位 ベルト・ハーンストラ『ズー』(1962)
3位 クロード・シャブロル『気のいい女たち』(1960)
SN

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4.7
1957年の『大運河』(ロジェ・ヴァディルム)が「シネ・ジャズ」というムーブメントの先駆けといわれているが、なんだ49年のこの作品において、すでにベッケルが映画にジャズを持ち込み、それも見事なまでにエンタメに落とし込んでみせているではないか。いきなりRex Stewartが出てきて驚くが、当時の観客はさらに驚いたに違いない。今でいったらクラブで流れてるテクノとかハウスあたりか、ロックと同じく亜流のひとつとしか見做されていなかったこの黒人音楽がいかにパリの若者を虜にしていたのかがよく分かる。
この映画の中に見られる、演劇や映画の授業に出ていた学生たちが、のちにヌーヴェルヴァーグという革命を起こしたように、この作品が及ぼした影響というのは少なくないだろう。シャブロルのいとこ同士に継承される(あっちでは地下ではジャズではなく、博打やっていたが)主要なテーマの数々。モンパルナスの灯りでのジェラールフィリップを彷彿とさせるモーリスロネの疾走シーン。表題の瑞々しさもまたいい。
行動する若者たちをあくまでもさりげなく魅せる演出がイィ。ジャズピアノの即興性にスムーズなカメラが乗っかる普段着演出ともいえる軽やかさ。破壊力抜群です。
Mayashico

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4.5
もう、とにかく顔面クロースアップの切り返しがエモっい。あと速すぎ。増村かよ。
モーリス・ロネが走り去る、夜のパリの街のショットも美しすぎる。
SOE

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3.0
青春は刹那的
甘くて時に苦い

青春映画として物足りない面もある
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