この作品はレオノーラ・シルヴェイラ演じるエマと、ポルトガルの自然豊かな田舎の風景の驚異的な美しさによって、文学作品の傑作のような風格を纏っている。
しかしながらこの作品の魅力はそれだけではない… …
3時間以上の長丁場にもかかわらず、いっときも目を離せなかった。
エマの美しさの変貌ぶり。
どんどん美しく強く、そしてより女王になっていく表情、メイク、ファッション。行動。
男を惑わす、と言っても…
お祭りとか農作物してる人のカットが浮いていた。そこだけ多分実景として撮ったんだろうけど、全然物語の世界と違って異質で、それもまた劇内と外のズレみたいなものを感じて面白かった。
14歳のエマが薔薇を…
思えば、電車(移動)で始まり、その’’音’’で終わるのは、アブラハム渓谷という、広いようで窮屈な世界に終わった彼女を嘲笑するかのような、オリヴェイラの「癖」が滲み出ているのだなと。DVDのゴミ画質で…
>>続きを読むボヴァリー夫人の翻案の翻案。ボヴァリー夫人大好きおじさんオリヴェイラのハイパー文芸二次創作。
正統的文芸映画の装いをしていながら、そこに侵入してくる猥雑さと通俗と毒が随所にあって、それがオリヴェイラ…
物語の場所が渓谷というだけあって風景がとても美しいです。
それだけでも大画面で見る価値があると思います。
癇に障る女だった。
「大したことは書いていないけど、生きていることは美しい、それだけは一…
猫の足音かわいかった
だれかの家の緑の枠の色かわいかった(オゾリオの別荘だったかな)
子どもの前で子どもそっちのけで結婚の相手の話をしたり息子と娘をお似合いだなんて話す場面に嫌悪感を感じた
女の愛は…
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