この作品はレオノーラ・シルヴェイラ演じるエマと、ポルトガルの自然豊かな田舎の風景の驚異的な美しさによって、文学作品の傑作のような風格を纏っている。
しかしながらこの作品の魅力はそれだけではない… …
思えば、電車(移動)で始まり、その’’音’’で終わるのは、アブラハム渓谷という、広いようで窮屈な世界に終わった彼女を嘲笑するかのような、オリヴェイラの「癖」が滲み出ているのだなと。DVDのゴミ画質で…
>>続きを読むボヴァリー夫人の翻案の翻案。ボヴァリー夫人大好きおじさんオリヴェイラのハイパー文芸二次創作。
正統的文芸映画の装いをしていながら、そこに侵入してくる猥雑さと通俗と毒が随所にあって、それがオリヴェイラ…
物語の場所が渓谷というだけあって風景がとても美しいです。
それだけでも大画面で見る価値があると思います。
癇に障る女だった。
「大したことは書いていないけど、生きていることは美しい、それだけは一…
猫の足音かわいかった
だれかの家の緑の枠の色かわいかった(オゾリオの別荘だったかな)
子どもの前で子どもそっちのけで結婚の相手の話をしたり息子と娘をお似合いだなんて話す場面に嫌悪感を感じた
女の愛は…
エマがただただお淑やかで美しい。
前知識がなかったので最初に出てきた少女こそがエマだったことには驚いた。幼少期のエマと成年期のエマの女優さんは全くと言っていいほど似ていないけれど、別の種類の美しさを…
蝋燭の火だけで移動して主人の部屋に行くところすごすぎ。暗闇の横顔が一番綺麗に撮れるってどこで気付いたんだろう、
ものを拾うショット。投げるショット。
話はきっとシンプルなんだけど何を言ってるのかさっ…
実に203分
オリヴェイラの代表作?
として何度かSNS上で名前を見た作品
流石に語り口が
この上映時間であれはくどいなと
思ってはしまったし
ヒロインがそこまで
全てを狂わせる魔性の女
な感…
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