現実的に君たちはどう生きるか
物語が終わるとそこには鈴木竜也の名前ばかり。音(声)以外を一人でこなし、壮大な物語を見せつけられた驚愕とする作品。
せーちゃんと呼ばれる、彼が生を受けるまでの序章は…
今年いちド肝を抜かれた本作。
主人公が時期毎に呼ばれていた名前を起点に人生を章立てし、壮絶な生き様とその果てに至るまでの物語を「無名の人生」と題したとんでもなさ。
旧J事務所の性加害問題を正面から…
ストーリーは分かりやすく、主人公もパッとしている。絵はクセがあるけれど画面上では虫が動く、タバコの煙が立ち昇っていく、何らかの動きが背景にあるもんで、実に飽きずに観ていられる
次のシーンへ移り変わる…
無名の人生を眺めるということは、社会を「そのまま」見るということ。 (自分が感じている)ここ数年の社会のモードと映画全体のムードが共通してて、この「モード/ムードを記録/記憶する」っていうことって映…
>>続きを読む空虚感を漂わせながら、人生という壮大なものを描いていて、常に目が離せない。未だに咀嚼しきれてない部分もあるので、パンフレットを読んで再評価したい。先が読めない展開や心に残る台詞、独特のアニメーション…
>>続きを読む©鈴⽊⻯也