このレビューはネタバレを含みます
寝不足で見る映画じゃなかった。レストア版ソフト出たら買いたい。
見たことがない景色とショットの切り取り方が鮮烈。序盤、島民女性の後頭部から始まり、視線の交わらない、どこを見ているのか分からない人々…
あー。そうそう、これです。
このカットいいわぁ
カメラが無駄に動かなくて、シュッと登場人物が出てくる。
とおーーーくとおーーーーくを歩いてる
映り込む
真正面の表情を捉える
また切り替わる
そして…
東京都写真美術館でたまたま見たペドロコスタ展がとんでもなく良かったから勢いそのままに
冒頭の火山から顔ドアップの人々のシーンは今からお前らに見せる映画は傑作だぜと言わんばかりの堂々たるもの
以降…
4Kということも手伝ってるが、とにかく画面がずっとずっと素晴らしい。
そして舞台になっている場所、出てくる人物たちも素晴らしい。
一方、ストーリーはなかなか掴みづらく、通常なら絶対に入れるだろう肝心…
画は相変わらず決まりに決まっていて流石としか言いようがないが、、
いや、分からん。尽く分からんかった。
ひとつひとつの説明が無さ過ぎて難解で置いてかれっ放しやった。
上映前に行われた、ペドロ・コスタ…
最初の鑑賞は映像に圧倒されて終わったところがあるのでプロットに注視していたつもりだったのだが、二回目の鑑賞でもまだ話追えてるかも怪しい感じだった。『骨』と比べると真っすぐなストーリーがあるというより…
>>続きを読む大方4Kでない方のレビューに書いたつもりだが、やはりターナーよりロッセリーニを意識させられた。無償の越境治療を続けるイネス・デ・メディロスはバーグマンであり、アンナ・マニャーニでもある。
また真にロ…