この夏に『骨』と『溶岩の家』を、冬に『溶岩の家』と『血』を劇場で再見した。そして認識の少し変化した点があった。そのことについて、書いておきたい。
これまでは、それら初期三作品と『ヴァンダの部屋』以降…
ようやく、ペドロ・コスタ監督がずっと映し出していたベンドゥーラなどの出身地、カーボ・ヴェルテという土地を観ることができた。
単純に私は彼の作品群の中でこの映画を後半戦に観た、という経験をしたからでは…
このレビューはネタバレを含みます
寝不足で見る映画じゃなかった。レストア版ソフト出たら買いたい。
見たことがない景色とショットの切り取り方が鮮烈。序盤、島民女性の後頭部から始まり、視線の交わらない、どこを見ているのか分からない人々…
あー。そうそう、これです。
このカットいいわぁ
カメラが無駄に動かなくて、シュッと登場人物が出てくる。
とおーーーくとおーーーーくを歩いてる
映り込む
真正面の表情を捉える
また切り替わる
そして…
東京都写真美術館でたまたま見たペドロコスタ展がとんでもなく良かったから勢いそのままに
冒頭の火山から顔ドアップの人々のシーンは今からお前らに見せる映画は傑作だぜと言わんばかりの堂々たるもの
以降…
4Kということも手伝ってるが、とにかく画面がずっとずっと素晴らしい。
そして舞台になっている場所、出てくる人物たちも素晴らしい。
一方、ストーリーはなかなか掴みづらく、通常なら絶対に入れるだろう肝心…
画は相変わらず決まりに決まっていて流石としか言いようがないが、、
いや、分からん。尽く分からんかった。
ひとつひとつの説明が無さ過ぎて難解で置いてかれっ放しやった。
上映前に行われた、ペドロ・コスタ…
最初の鑑賞は映像に圧倒されて終わったところがあるのでプロットに注視していたつもりだったのだが、二回目の鑑賞でもまだ話追えてるかも怪しい感じだった。『骨』と比べると真っすぐなストーリーがあるというより…
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