主人公の看護師が、勤務する病院に運び込まれた昏睡状態の男を、その祖国カーボ・ヴェルデまで運搬するという奇妙な物語の導入が興味を惹く。何より、大きな瞳に強靭な意志の煌めきを感じさせるイネス・デ・メデ…
>>続きを読む【ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997特集/コスタ監督トークショー付上映】
コスタ監督の初期3作品を監督自ら監修した4Kレストア版にて上映する特集上映企画にて日本での劇場初公開と…
わからなすぎて途中うたた寝。画力に呼び覚まされちょっと頑張って集中してみるもなおわからず。わたしだけがわからないのかと思ってフィルマークス見てたらわりとみんなわかってなくて安心した。
ある意味、主人…
このレビューはネタバレを含みます
看護師、病院、医師、患者、カーボヴェルデ島、島民、女の子、男の子、死者、ポルトガル本土、出稼ぎ、
起きていることは見えるけれど、感情が見えてこない映画だった気がする。途中で誰の心情もわからないんだ…
観に行くか悩んだ『溶岩の家』。イネス・デ・メディロスの優しい顔なのに気丈な役柄が素敵だったし、中々見る機会のないカーボヴェルデの活火山の麓を見れただけでも観た価値があった。
ストーリーは『血』で凡…
言葉少なげに佇んでいる人々とその向こうの景観が印象的に映ってると、そこにエモーショナルさを感じることがある。中盤のある朝のシーンで背景の色があまりに白く、それが朝のボンヤリした心持ちと何かがリセット…
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