溶岩の家 4Kレストア版に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『溶岩の家 4Kレストア版』に投稿された感想・評価

yokko
4.0
みんなすぐ怒って言い合うのが最初違和感だったけど、島の風景が原始的なので、人って元来こうだな…と納得
そこからは入り込んで観れた☺️

人を助けるために溶岩の島に来た主人公が、却って追い詰められていくなんとも鬱な話。島独自の風習や、降りかかる出来事に対して常に超然とした眼差しを向ける主人公の姿が印象的だった。物語は観念的で掴みどころ…

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編集のクセがすごくて観やすくはなかったけど、画角がキマっててかっこよかった。寓話的要素ふんだんでカーボベルデ自体が異世界のようだった。けど、とにかく主演のイネス・デ・メディロスが美しかった。
マリアーナと同じくらいしか
情報を与えらないので謎を存分に楽しめる
(謎を良しとすべきかで評価は分かれるかなと。追いすぎると置いていかれるので)
活火山の島の
凝固した溶岩のような不活性な人々と
異邦人として対比的なマリアーナの生きる肢体


アピチャッポンの『光りの墓』の元ネタなのかな

ペドロ・コスタ はじまりの刻1989-1997
ペドロ・コスタ監督作品初鑑賞です

あらすじ
リスボンの工事現場で作業員レオンが事故に遭い昏睡状態に陥る
救急病棟の看護師マリアンナ(イネス・デ・メデ…

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3.5
衝動の噴射、流出する情念、固着しない行動、流転する生活。火山性土壌に上陸した/離陸したものたちの「内なる溶岩」へ向かって彷徨う。
FeMan
3.5

なんかインド行ってのんびりしてる自分思い出した。そんな感じの映画、でも実際は違うか。

手当した病人に付き添って全然知らない島に行く看護婦。いろんなことから逃げ出したくてそうなったっぽい。
でもそこ…

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4.0

長編第二作。アフリカのカーボベルデが舞台。元々「私はゾンビと歩いた」のリメイクを撮る構想があったらしい。


物語は黒人レオンが出稼ぎ先のリスボンの工事現場から飛び降り自殺を図り、看護師のマリアーナ…

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3.9

物語は断片的で 度々事件が起こるも全編を通してみると何も起きていないような静けさが続く ペドロコスタがこの映画を作るきっかけとなったポルトガル社会状況への嫌悪が、マリアーナの疎外感や苛立ちに反映され…

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