観に行くか悩んだ『溶岩の家』。イネス・デ・メディロスの優しい顔なのに気丈な役柄が素敵だったし、中々見る機会のないカーボヴェルデの活火山の麓を見れただけでも観た価値があった。
ストーリーは『血』で凡…
言葉少なげに佇んでいる人々とその向こうの景観が印象的に映ってると、そこにエモーショナルさを感じることがある。中盤のある朝のシーンで背景の色があまりに白く、それが朝のボンヤリした心持ちと何かがリセット…
>>続きを読むあまりに難解で深い思考までにはたどり着けずじまいで、曖昧で美しくもおどろおどろしい世界に圧倒されるばかりだった。
気温や体温、湿度に風なども生々しく肌をつたってくるような感覚を感じるほど。冒頭の火山…
ここ1年くらいで観た映画の中で1番難解かも。
特集のパンフに物語に独立してショットが存在してるみたいなこと書いてあったが、物語からこうも離れてると見てる側としてはついていけないわ。
それでもワンショ…
人を助けるために溶岩の島に来た主人公が、却って追い詰められていくなんとも鬱な話。島独自の風習や、降りかかる出来事に対して常に超然とした眼差しを向ける主人公の姿が印象的だった。物語は観念的で掴みどころ…
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