空から降ってきたのは飛行石の少女ではなく出稼ぎの黒人男性。
カーボヴェルデの村の小さな診療所では、ベッドが2列に並べられた大部屋を男児が走り回り、飼い主不明の犬が出入りしている。
少女は静かな小部…
犬と海辺のシークエンス2つと酔っぱらい小僧がレオンを病院から運ぼうとするシークエンスが良かった。あとはマリアーナが手紙を読んでいるとき差し込まれるポルトガル白人女性の後頭部ショット。ここがマックスで…
>>続きを読むなんて認知を揺るがす物語だ。
まずはマリアーナの美しさとちょっとした緩さに観ている側が恋しちゃう。
でも、彼女はただの男好きで、ふらふらと複数の男のもとに行ってしまい、この恋心が空中に漂う。
(自…
ペドロコスタ初期作品これにてコンプリート!
そもそもこれが目当てだった。カボベルデが舞台ということで、彼の地の景色と音楽、人々を堪能。そこにずっぽり身を埋めてたら、映画的主題はどうでもよくなったとい…
主人公の看護師が、勤務する病院に運び込まれた昏睡状態の男を、その祖国カーボ・ヴェルデまで運搬するという奇妙な物語の導入が興味を惹く。何より、大きな瞳に強靭な意志の煌めきを感じさせるイネス・デ・メデ…
>>続きを読む【ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997特集/コスタ監督トークショー付上映】
コスタ監督の初期3作品を監督自ら監修した4Kレストア版にて上映する特集上映企画にて日本での劇場初公開と…
わからなすぎて途中うたた寝。画力に呼び覚まされちょっと頑張って集中してみるもなおわからず。わたしだけがわからないのかと思ってフィルマークス見てたらわりとみんなわかってなくて安心した。
ある意味、主人…
このレビューはネタバレを含みます
看護師、病院、医師、患者、カーボヴェルデ島、島民、女の子、男の子、死者、ポルトガル本土、出稼ぎ、
起きていることは見えるけれど、感情が見えてこない映画だった気がする。途中で誰の心情もわからないんだ…