横たわること、或いは存在の定位について
ペドロ・コスタの初期3作を、イネス・デ・メディロス3部作と言いたいぐらいに主人公のマリアーナが輝いていた。彼女の顔をクロース・アップにし、歩行を捉えるシ…
ペドロコスタ作品は、前回見た『血』と『ヴァンダの部屋』に続いて毎回毎回全く新しい映画体験をさせてくれる。
まず、冒頭から火山の映像。島の人々の顔のクローズアップ、その後にとんでもなく美しい主人公マ…
自分が生まれた場所から徒歩移動できる範囲内で成人したとしたときに人と人の間にある感情ってこんな感じかもしれないと思ったり音楽が美しすぎると思ったりした。イネスデメディロスの行動原理もなんとなく理解し…
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