「人生には、上り坂もあれば下り坂もあります。もう1つあります。『まさか』という坂があります。」
— 小泉純一郎
偶然か運命かそれとも宿命か、飛行機が砂漠に胴体着陸するときでさえ合理性を発揮して動じ…
ニュージャーマンシネマの担い手と言われた中では、一等平易というか下世話な作風でしょうかね、この方は。
アメリカ・フランス・ドイツ・ギリシャ合作という事でデフォルト台詞は英語。
世界中を股にかけてダ…
1991年の初公開時に見てジュリー・デルピーのはかなくも美しい姿に魅了され、それ以来なんとか見返したいと思っていたが、ソフト化されずサブスクにもあがらずで諦めていたところに今回の4K版劇場公開…
記…
あまりに救いがない。サベスは結局なにも知らないままだし、だけどそれが救いなのかもしれない。芸術に目がないと言う彼女の存在そのものが、ひとつの美しい芸術のよう。ホテルの翌朝のシーンでは神々しく髪が輝い…
>>続きを読む2025・7・10
Strangerにて
サムシェパード目当てで上映最終日に駆け込み鑑賞
いやあ 良かった!
こんなの出てたの全然知らなかった!
「天国の日々」で孤独な若き農場主を演じていた…
空港で始まり、空港で終わる。約2ヶ月の旅は、あらゆるセレンディピティによって綺麗な円軌道を描き出し、過去と現在、嘘と間違い、男と女を、その軌道で紐付けていき円環を浮かび上がらせる。
もし4月に戻っ…
ジュリー・デルピーの静かに佇む絶対的な美の力で成り立っている映画。偶然の列車を恐れていた恐れていた男が、奇しくもそれに轢かれることで己の罪を自覚する。美しくも痛々しい愛の悲劇だった。
初めてシアタ…
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