良い映画だった。
優しい雰囲気で包まれたこの映画は直接触れはしないものの、背景にある社会の風当たりや差別や偏見がじわりと滲むとき胸を刺されるような気持ちになる。
誰かを頼りにしないとどこへも行けない…
ダウン症の青年と、潔癖症の中年男性のほっこりストーリー。
今まで観てきたインド映画の中で、潔癖症の人ってあまり見たことないかもしれない。日本とは衛生環境が違いすぎるし、たぶんあの公衆トイレもキレイ…
意外にも哀愁漂うストーリー展開。アハーンの前向きな姿勢と、戸惑いながらも寄り添うオジーのでこぼこコンビが微笑ましい。障がい者当人とその家族、そして友人たち、どの立場の言い分も理解できるから深く考えさ…
>>続きを読む冒頭から中年男のシャワーシーン。毛むくじゃらの裸体ドアップのシーンがそこそこの尺で続くので「いったい何を見せられているんだろう」感に戸惑う。
毛むくじゃらは病的潔癖症で社会不適合者のオジ。オジが主役…
『気難しく捻くれ者の中年男性が、純粋で天真爛漫なダウン症青年との交流を通じて徐々に変化していく。』
『ピュアな障がい者』ってキャラクターが逆に差別的だし古過ぎる…
2025年にこれがロングラン公開…
ダウン症の青年アハーンの日々。
インド作品で踊らない作品が続いています(「私たちが光と想うすべて」)。強迫性障害で妻とうまくいっていないオジー(アリフ・ザカーリア)は出て行った妻、アヌ(ニハリカ・…
ダウン症の男性と普通の社会人男性を中心としたドラマ。
潔癖症で妻にも逃げられたオジーのモーニングルーティンでクスっとなる。スマホを除菌ケースで保管したり、規則正しく物に置く位置にこだわる気難しさが…
インド料理店に行ったらカレーとナンが定番だけど、この映画を観た後チキンビリヤニを食べたくなり注文。美味しかったー。小さなヨーグルトが付いておりデザートに取っておいたらまさかのしょっぱさ。さらにみじん…
>>続きを読むアハーンの陽気に他者を受け入れる姿が、凍った心をとかして前向きにする。穏やかな温度が映画に満ちて、それは熱狂と呼ぶような温度ではないが、人の奥に浸透して人生を変える。その温度がスクリーンの外まで届い…
>>続きを読むダウン症でありながら、持ち前の陽気さで周囲の人と打ち解けられるアハーン。その友人のアヌの夫オジーは極度の潔癖症で、アヌがアハーンを家に呼んではビリヤニをご馳走することに耐えられなかった。アハーンを非…
>>続きを読む© Will Finds Way Films