カンヌの映画館で鑑賞。
イランの権威主義体制への批判を込めたスリラー兼ブラックコメディ。
かつて政治犯だった主人公Vahidが偶然にも、以前自分を拷問した張本人「豚の脚」らしき人物を見つけた。感情…
家族を乗せた車で夜道を走る男。山中で飛び出してきたイヌをはねてしまい、車の修理が必要になる。たまたま手近にあった修理屋へかけこみ、応急措置をして町へ戻る。ところが修理屋は車を運転していた男をつけねら…
>>続きを読む二度目の投獄からハンガーストライキによって2023年2月に釈放されたパナヒが『No Bears』のあとに何を撮るのかと心待ちにしていた。パルム・ドールを受けたこの新作では、彼自身の投獄中の経験とマフ…
>>続きを読む復讐相手が本当にそいつで合ってるのか分かんなくなって右往左往する話。
ふふっと笑える箇所もあったが、それぐらいだな。グダグダ展開で笑わせにくる感じは去年の『アノーラ』でもうお腹いっぱい。
復讐をめ…
エドモントン国際映画祭
車道に出てきた犬を待ってあげるハエも殺さないような主人公が、政治犯として捕まって拷問を受けた時の看守?拷問した人?だと思われる人物をみつけて殺そうとするけど、本当に本人なの…
【第78回カンヌ映画祭 パルムドール】
『人生タクシー』でベルリン映画祭金熊賞、『チャドルと生きる』でヴェネツィア映画祭金獅子賞、そして本作でパルムドールと三大映画祭を制覇したジャファール・パナヒ監…