最後のハルエさんと孫のシーンでは、涙を堪えきれなかった。
「一度私は死んだのに…」
激動の時代を生きてきたハルエさんにとって、満州や帰国してからの出来事は文字通り「死」を意味したのだろう。
日本…
テーマは『解放』。
女性たちが満州で性搾取の犠牲になり、帰国後も二次被害にあってしまった構造は、現代社会にも残る問題。
黒川村が彼女たちに起きた事実を語られないようにするこれまでの暗黙のルールは…
なかったことにさせないと大きな傷を負いながらも声を上げ続けた方々と、その声を叶えるために尽力した次の世代、悲惨な時代の影を影のまま踏みにじさせないという力に圧倒される。永遠に残り見続けられるべきドキ…
>>続きを読む拒否できない事情があって従わざるを得ないことを「選んだ」とか「受け入れた」とはいわないし、望まないセックスである以上は「性接待」なんかじゃなくてれっきとしたレイプだよね。事前に告知されてて、弱い立場…
>>続きを読む観てよかった~! ニュースでざっくり知っていたのですが、戦後80周年なので、重くても観なくては……と思って足を運びました。思った以上に「今」につながる物語になっていて、カタルシス的なものもあり、ほん…
>>続きを読む80年前、満蒙開拓団の女性たちは性接待要員としてソ連兵に差し出された。帰国後、「汚れた娘」と誹謗中傷され差別と偏見にさらされた。
今後は"地獄"という言葉を軽々しく使うのは差し控えようと思う。この…
以前テレビでみた際は衝撃で、ずっと心に残っていた。犠牲となった女性の、重く 丁寧な一言一言に、深い悲しみと静かな怒りを感じる。しかし 辛い経験をしながらも、どんな事にも感謝を伝えて手を合わせる姿に、…
>>続きを読む満蒙開拓団については、長野県民が一番多かったと聞く。
記念館があるのも長野県だ。
その記念館は岐阜県黒川村からも、車で行ける距離。
当事者である「黒川の女たち」も、出向いて肉声を残した。
この方…
終戦記念日の今日、観ておかなければいけない映画だと思って行って来ました。岐阜から満州に渡った黒川開拓団が辿った運命に観ていて息を呑む・・・。接待の意味も知らずに、ただ受け入れるしかなかった乙女たち。…
>>続きを読む©テレビ朝日