クエイ兄弟の新作長編映画なんてもう劇場で見れるか分からないし!と思って見たけれど、しみじみ良かった。ビジュアルのイメージが強く、長く後を引く。ただめっちゃ眠くはなる
設定は時間と因果の流れが崩壊した…
【見どころ】
① クエイ兄弟19年ぶりの長編。
② 人形アニメと実写の融合。
③ 時空の歪み。
④ 朽ち感。
⑤ アート作品。
【感想】
とにかく怪しい。怪しい装置に怪しい人物…映像も暗く不確かで…
まずはクエイ兄弟の新作が観られた事が嬉しい。死と生の間の一瞬の世界に入り込む。その振幅というか痙攣。光学機器を覗き込む装置へ。俯瞰した移行の画はドラクロワのファウストみたいに朦朧としてる。そう、朦朧…
>>続きを読む人形アニメと実写の融合作品なのだが、見ているうちにどれが人形でどれが人間でも構わないというような感じに溶けていく。
話の内容は「あらすじ」に書かれている以上のことは徹頭徹尾理解できない。普通はよく…
他者の観ていた夢想の世界を追体験して自己との境界がどんどん曖昧になっていってしまいには……みたいな感じかな 寝ないようにアメリカーノventiサイズ直前に飲んで見たけどこちらの脳をフワフワにしてくる…
>>続きを読むいやこれ絶対寝かす気満々で作ってるやろ!あのフェイドアウトの繰り返し、反復される動作の波状攻撃に一瞬たりとも落ちずにいられる人間がどれほどいるというのか⁉︎自分は意識が遠のいた瞬間が14回以上はあっ…
>>続きを読むクエイ兄弟の作品は割と見てきた方やから、なんとなくニュアンス掴めてるから入りやすかったけど、また今までと違った雰囲気があって良かった!
小道具の使い方がやはりうまいのと、音選びも素敵!
ボヤかした背…
なんか凄いことを平然とやっていて逆に凄くないように見えちゃう。楽しんだという意味ではぶっちゃけサナトリウムに到着するまでがピークだった気がする。来年劇場版が決まった『メイドインアビス』をシネフィル向…
>>続きを読むカルト的人気を誇るブラザーズ・クエイ新作!ブルーノ・シュルツ原作。
ヨゼフが死期の迫る父を見舞いにサナトリウムへ…そこは時間も空間も不定形な場所だった。
陰鬱で亡霊のような、被虐的な映像◎
原作読ん…
米出身のストップモーションアニメ作家、クエイ兄弟の19年ぶりの新作長編。同監督「ストリート・オブ・クロコダイル」(1986)の原作者ブルーノ・シュルツの同名短編集の映画化。シュルツ小説の主要モチーフ…
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