冬冬の夏休み デジタルリマスター版の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『冬冬の夏休み デジタルリマスター版』に投稿された感想・評価

何も起こらなくはないけれど、何が起きたという訳でもない。
ああ、こういう映画を撮る人をだったと、数十年ぶりにホウ・シャオシェンに再会して感じました。

昭和レトロ台湾版みたいなクラシックな風景の中、…

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3.5
ひと夏でそんなに事件が起きるかな?と思いつつも、何も起きなかったら、ただ牧歌的にノスタルジーを味わう映画となるので、事件があった方が、やはりいい。
azusa
-

誰にでも覚えがあるような古の夏の記憶が香る。冬冬のひと夏の生活をときにシュールにときにコミカルに淡々と描写するシンプルさなのに、なぜか懐かしく切なく、そして温かい。冬冬がアチングとルオに言う『また会…

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ヶな
4.0

今日を逃したら観ること無さそうだなと思って!

台湾独自の文化はあれど、大人達がなんか大変そうなのも、近くの子供達が知らん間に仲良くなってるのも夏休みの醍醐味なんだねぇ

大人のいない2階は暴れて祖…

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Tobi
3.7

ヤンヤンはまだか
つーことでトントンの夏休み

台北より南にあるおじいちゃん家は黒光りする立派な木造住宅。そしてそこに差し込む強い夏の陽の光。
背にした森が深くて、むせ返るような鳥の鳴き声が兄弟と観…

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き
3.9
夏休みに田舎へ行くって憧れだよね
全部抱きしめてギュ!の気持ち🐢

純粋無垢に切り取ることで、この世界の複雑さが浮かび上がってくる。
ずっと死の気配があって、柔らかさと鋭さを兼ね備えたような映画だった。 ずっと心地よいのにずっと騒めいている。

トントンの子供らしさ…

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st
-
幼少期、毎年行っていた田舎の祖父母宅で従兄弟達とあぜ道を散歩し川で遊んだ記憶が蘇った。あの夏の空気がそのままスクリーンの中にあって涙。
4.0

漸く見ることが叶った作品である。
台湾と日本で感性が兄弟のように似ていることを思わせられる。アカトンボのエンディングは山田洋次の撮った江戸川のように見えて懐かしさでいっぱいになる。
タイトルにも騙さ…

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あの頃はどこでも遊び場で、なんでも遊び道具だった
立ち入れない大人たちの事情がすぐそばにあるこどもの視点が懐かしかった

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