「それでもわたしは生きてゆく」みたいなクソダサ邦題にならなくて本当に良かった。
むやみにニコニコ笑わない主人公に好感が持てる。スカートを履いて不機嫌そうにズカズカ歩くロゼッタ、貧しさを生き抜く姿が…
生きていくために必要なものってなんだろう。親、愛、お金、仕事。またはそれは国家でもある。ロゼッタは器用には生きれないが誠実ではある。様々な矛盾のなかに行き着く先は破綻しかないように思える。観ながら誰…
>>続きを読むこの映画は本当に作り物なのかと思わせるほどのリアルな質感を含んでいる。ロゼッタの絶望や切実さや血の迷い、彼女の通説な表情が見る者に迫る。ギリギリの状況で生きる彼女の息の詰まる苦しみが伝わる。
そして…
今まで観たダルデンヌの作品で一番ドキュメンタリーを感じた。主演の女の子、とてもよい…
お母さんにちゃんとしてほしい、
自分もちゃんとしたい、ちゃんと生きたい
その一生懸命さが痛いくらいだった
誰も彼…