何年か前に東ドイツ映画特集が開催された時、タイトルだけで、うわこれ名作そうだ…!と気になっていた本作。
ようやく観たけど、予想通りの傑作!
ケルン生まれ、モスクワ育ちの少年の従軍日記。占領した町…
戦争を題材にした映画でありながら、様々なシーンで作家としての意地を感じた。階段を登る引きのショットだったり、縄ばしごを登るショットだったり、皆んなでパスタを作るシーンであったり。戦争の禍々しさに支配…
>>続きを読む「コンラート•ヴォルフ生誕100年特集上映2025」ユーロスペースで鑑賞。
1945年4月、終戦間近のドイツに進軍した、若きソ連兵の複雑な心情を日記風に描く。
ドイツ生まれソ連育ち。どちらの言葉も…
確かに『ママ〜』と対になる作品でこちらも境界は異常なまでにぼかされている。戦争を始める事の困難より終結させる事の困難に自覚的であり、それがどうしてなのかにも自覚的、反戦映画と言うより嫌戦映画と呼びた…
>>続きを読む提供:DEFA 財団