約100年前の日本映画なのに今の日本よりお洒落な街並みと、ファッション。(インテリアも!)
音楽もなしのサイレントなのでなかなか好みが分かれそうだけど、とにかくお洒落。
口は動いてるけど字幕はでな…
清水宏監督初期サイレント映画の水準の高さを思い知らせる菊池寛原作メロドラマの傑作で、セピア色や青色に彩色された映像の瑞々しさは秀逸。カット割がキレキレで、カフェの背景の影絵の巧妙さ、クローズアップさ…
>>続きを読む特に前半の情報量の多さがすごい。当時の映画でできること・やりたいことを全て詰め込もうとしたようなテンションの高さ。
そして多様な感情を表現する八雲恵美子の目のとらえかた。
バーから去る曇りガラス…
やはりサイレントは苦手だね…。ものすご〜く長く感じた。そしてヒロイン二人の厚化粧の顔も…古臭さを感じずにはいられなかった。菊池寛の原作小説は、もしかすると想像のみで楽しく読めるかもしれないが、映像に…
>>続きを読む清水宏といえば「写生精神」というかロケ撮影。でも、セット撮影の清水宏だってとても面白い。鮮やかなカット割りに、人とカメラの動きのアンサンブル。背景に外部の人のシルエットが映り込むカフェのセット、ある…
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