縮図の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『縮図』に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

3.8

【1953年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
新藤兼人が徳田秋声の同名小説を映画化した作品。主演はもちろん乙羽信子。

少し長いが良い作品だった。芸子として働く銀子を演じた乙羽信子は流石の演…

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浮遊

浮遊の感想・評価

4.2

図書館ではじめてdvd貸し出してきたんだけど、やっぱりあたしってあたしの好きなものちゃんと肌でわかってる 迫るカメラワークがすごかった 野球拳みたいな脱いでくやつ、あたし一瞬で全裸で泥酔だよね絶対 …

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準新作

準新作の感想・評価

4.0

殆ど傑作。

開始1秒で画が良かったからもしかしたら...と思ったが物凄い映画だった。

ただ最終盤乙羽信子が達観せず明るく終わっていたらもっと点数は高かった。

そこだけが残念。

ただ久しぶりに…

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h

hの感想・評価

4.0

思ったよりアクティブで楽しい芸妓映画。木下惠介の『香華』に出たの、この約10年後か。乙羽信子のキャットファイト、素敵すぎる。

そして、沢村貞子の背負い投げに心ときめく。
それから、置屋の女将を演じ…

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Roca

Rocaの感想・評価

3.9
貧しい一家。主人公は芸者に。
家を出る娘の顔を見ることが出来ない父親。見送る母親。
男たちは。女たちは。
宇野重吉が良かった。
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5

人身売買は最大の冒涜っていうアジ文に始まるしカルチャーだからと美化することなく硬派でさすがだった。
乙羽さんの野球拳?のキレも凄い。
しかし終盤の泣きのシーンもウェッティ過ぎるし五十鈴さんは証文破っ…

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デキすぎる乙羽信子がちょっと苦手なので、山田五十鈴が登場してからがよかった流れ。情にかられた吝蜀ババァ五十鈴が破り捨てた証書みたいのを芸奴たちの残したご飯粒で張り合わせる場面があったら嬉しすぎて卒倒…

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50年代黄金邦画の定番のでもある芸者物語。まずはずばり人身売買だと言い切ってから始めるあたり、質量あわせて日本最高の社会派だったこの監督らしい始まりで、かわいい音羽さん目当ての俺とかつい座り直す。立…

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オープニングからショッキングな芸者稼業の闇を描いた見応えはあるが報われない物語。重い。
一

一の感想・評価

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“WE ARE NOT THINGS”な芸者残酷物語。同じ1953年の溝口健二『祇園囃子』以上に、芸者業の人身売買性をあからさまに告発している。
死んだほうがマシ生きてるほうがしんどいってこともやっ…

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