明日は月給日の作品情報・感想・評価

『明日は月給日』に投稿された感想・評価

mingo
3.6

仕事で嫌な出来事があったため映画に集中出来なかった…川島の語りの世界観が存分に出ているとは思った。ラスト家族みんなで縁側に座るシーンはまさに松竹家族ドラマに相応しいエンディング。店の中は「カレーライ…

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明日は月給日。社員は嬉しそう。だが、専務の一存で、給与の人件費を、外国商社の鳥彦の手付にすると言い出す。社員たちの情報収集で、詐欺とわかり、給与遅延は免れれた。脚本に柳沢類寿が登場。
殊に落語家さんのところが良かった。
ところどころに洋画の様なオシャレでカッコいいところがあった。色々と素敵。
IMAO
4.0
このレビューはネタバレを含みます

八人の子どもを抱える真面目一筋の経理課長が、給料遅配に立ち向かうサラリーマン喜劇。月給日をめぐる騒動に、大家族それぞれのエピソードが絡んで、やがてハッピーエンドにいたる。(ここまでラピュタ阿佐ヶ谷の…

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Gocta
-
会社の経理課長を務める父親を筆頭とする大家族の結婚、恋愛などの様子を、会社の給料遅配と詐欺疑惑を軸に描くホームコメディ。面白く観れた。
koss
3.3

松竹小市民映画に忠実に則っている。松竹時代の川島雄三は意外と素直なのである。大家族、宮仕えサラリーマン、息子の寡婦、夫婦仲、若者の恋愛という人生エピソードに、給料支給と詐欺の解決、会社の危機回避とい…

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サザエさんだよこれ。出来の悪い息子といい。面白かった。
3.5
♪明日〜は楽しい月給日〜
大家族のスクリューボール。銀座・日比谷・新橋あたりをぐるぐる歩き回るのもよい。あそこは三原橋地下街入口? 高島屋の屋上には象の高子。

公開年としては「とんかつ大将」と同じ年、松竹での川島雄三作品。
ここにはスーパーマンは出て来ず、戦後から急成長して「欧米化」する東京で暮らす大家族の「月給」を巡る悲喜こもごもを描くホームコメディとな…

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3.5

昭和27年。東京銀座周辺は都会に復旧している。といってもわたしの生れる前のことで、戦後7年も経つとこんなふうになるのだろうか。わたしの生れた頃の写真を見ると、土だらけで背景には何もないけれど。

結…

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