・バルタザールに続き抑圧された若い女性が描かれていた。
・狩をする男性に対し、狩られる側としての兎や鳥と女性が重ねられている。
・主人公は少女であるが、大人が大人の役割を果たさない。アルコールを飲み…
セリフや直接的な描写だけでなく、赤ちゃんの泣き声、車の走行音、銃声などの音によってムシェットの受けている圧迫感が見事に表現されている。『ラルジャン』同様小さな原っぱを撮るのが抜群に上手い。悲劇的であ…
>>続きを読む【ロベール・ブレッソン傑作選】『少女ムシェット』(1967)4Kレストア版鑑賞。
原作は、ジョルジュ・ベルナノスの小説『新ムシェット物語』(1937)。前作『バルタザールどこへ行く』(1966)に…
静かに始まり静かに終わる美しいモノクロ映画。
少女という弱く、儚い存在。周りの環境によって絶望し、最後は解放されるかのような美しいカット。
罠や、動物のムシェットを示唆するようなカット。何かの罠にか…
2026年7月27日、映画を見てきました。フランス映画の『少女ムシェット』という昔の映画です。
いわゆる「フランス映画」という感じなのでしょうか。難解という感じでもないのですが、最近ヌーヴェルヴァ…
実になんてことはない、世界のすべてが嫌いになりかけていた少女に、そのまま世界がトドメを刺す、そんな救いの無い内容に終始する、冷たく客観的でいかにもロベール・ブレッソンって映画に仕上がった作品。
シネ…
ラストの入水ループ
希望と諦めのせめぎ合いのような
切り返しで突如現れる大粒(すぎる)涙
イミテーションの排除に対し、記号的な現実の誇張にはどんな意味があるんだろう
母の死後、コーヒーを与えてく…
受難、受難、受難。果ての見えない辛い現実を生きるムシェットが本当にかわいそうで、ハッピーなことが全然ない。常に敵意を持ったような目で世界を捉え、生きること、そして母のためになんとかという唯一の灯り…
>>続きを読む©1967 Argos Films – Parc Film