【監督強化月間⑥ 黒沢清】
タイトルは「アカルイミライ」だけど、それとは対照的に、画面は暗く、色は薄い。それがオダギリジョーや浅野忠信に代表される若者には、世界が何の希望もないもので、もちろん未…
「君たちのすべてをゆるす。」
目的もなく街を徘徊する若者は水中を漂うクラゲのよう。
床下のアカクラゲが綺麗だったな。
いつからかアカルイミライは幻のようになっていた。
希望を持たせてあげられない社…
漂うクラゲ。行けという合図を出したまま向こう側に行ってしまう浅野忠信。漂うオダジョー。ちょっと時間を置いてもう一回観たい作品ではあるし、いままで自分が思ってきた黒沢清っぽくないかも(いやわたしはまだ…
>>続きを読む